ついこの間までは調子がよかったのに、急に仕事もプライベートもうまくいかない日ってありますよね。
そんなとき、ひとりで家にいるよりも友達とお酒を飲んで気を紛らわせることもあるけれど、その場だけの楽しさで、翌日は体調が悪かったりお財布事情が大変だったり…。
でも、本当に解決したい悩みはそのまま残っていませんか?
誰だって、ずっとポジティブでいることはできません。
私自身も基本的には前向きに過ごせていますが、少し前に久しぶりに気分が落ち込む日がありました。
その時は友達に頼るのではなく、自分の力でなんとかしてみようと思い、自己啓発本には載っていない、実際に試してみて効果があったことをシェアしていきたいと思います。
1. 知識をインプットしたら、自分の言葉で咀嚼する習慣を
落ち込んだとき、自己啓発本などからヒントを得ようとしますよね。でも、私の経験上【読むだけでは効果が薄い】です。
「あなたはそのままで素敵」というような本は多いけど、一時的には気分が晴れても、根本的な解決にはなっていません。
大切なのは、得た知識を自分の中でしっかり咀嚼して、自分なりの答えに変えること。
そうすることで、「なぜ自分に自信が持てないのか」や「何もしなくても自分は価値がある」ということを、単なる言葉ではなく深く理解できるようになります。
私のおすすめの本↓
ロバート・ウォールディンガー 著
マーク・シュルツ 著
児島 修 訳
作者はインタビュー内でこのように答えています。
「…そして、内向的な方へのアドバイスですが、内向的なことは、全く悪いことではないし、外交的、内向的に関わらず、大切なのは、一人か二人、頼れる人を持っておくこと。人生には辛い時期が必ずあるものなので、そんな時にも寄り添ってくれる家族や友人を持つことが大切です。」
グレース・ボニー 著
月谷真紀 訳
料理研究家、デザイナー、作家、ミュージシャン、イラストレーター、モデル、ブロガー、家具職人、スタイリスト、キュレーター、コメディアン、TV司会者、俳優、陶芸家、ジャーナリスト…さまざまな仕事で活躍中の112人が見せてくれる好きなことや夢を追いかけた先にある、美しい世界。眺めているだけで、パワーが湧く本。
2. セルフケアを大切にする
理由もなく気分が沈んでしまった時は、お風呂にゆっくり浸かって好きな入浴剤を入れ、アロマキャンドルを灯して温かい飲み物を飲みながら、自分の好きなことだけに集中してみてください。
私もかつては、何もする気が起きず1日中ダラダラして、そんな自分に自己嫌悪してしまう悪循環に陥っていました。
でも、そんなことは気にしなくていいんです。
人生には、起こるべきタイミングで出来事が訪れると思っています。
だから、やりたい時にやる。今日絶対にやらなきゃいけないことなんて、そんなに多くないはずです。
他の睡眠導入BGMでは眠れない人におすすめの睡眠アファーメーション
私はこれを毎晩30分タイマーで聴いていますが、本当に驚くほどよく眠れます。
3. 自分にケチらない
ひとりだからといって、適当なもので済ませたり、割引されたお惣菜で済ませるのも悪くないけれど、自分に厳しすぎると自分の価値を下げてしまうことになります。
自分を一番大切に扱うことで、すぐに気持ちが明るくならなくても、徐々に前向きになれると思います。

4. タスクは紙に書き出す
「そんな当たり前のこと?」と思うかもしれませんが、タスクを整理することには驚くべき効果があります。
心理学には「ツァイガルニク効果」と呼ばれる現象があります。
途中で中断したタスクのほうが、完了したタスクより記憶に強く残りやすいというもので、未完了の仕事が頭にこびりついて離れないのは、脳が「終わっていないこと」を優先的に覚えておこうとする性質を持っているためです。「忘れないようにしよう」と脳がエネルギーを使い続けるため、結果的に疲労感が増すことになるというものです。
そのため、私も毎晩、翌日にやることを手書きでリストアップしています。
ポイントは「手で書く」こと。視覚だけでなく触覚も使うので記憶に残りやすく、何度もメモを見返さなくても頭の中が自然と整理されます。
100円ほどですが、書きやすくてサイズもちょうどよく、とても優秀です。
「この紙に入りきる分だけ」と決めれば無理せず続けやすいです。
5. 落ち着いて物事を受け止める
人生は流動的で、常に変わりゆくものだと理解することが大切です。
例えば、すごく幸せだと思っていた日々でも、翌日には大切な人と別れることもあるかもしれません。
逆に、長く苦しい日々が続いても、気づいたら悩みを忘れていることもあります。
占いサイトを見てしまう気持ちもわかりますが、あまり頼りすぎるのはおすすめしません。
なぜなら、人はその時その時、一生懸命にベストを尽くして生きているからです。占いで言われた通りの言動をして未然に防ぐ、というのはなかなかできないのです。
後から「あの時こうすればよかった」と思うことがあっても、その時の自分はそれが最大限だったのだと思います。
完璧にできていたら、人生は面白くありません。
だから、うまくいかない時も「そんな自分も人間らしくて可愛いな」とゆったり受け止めてみてください。
大抵のことは数日経てばなんとかなるものです。これは本当にそうだと思います。
まとめ
落ち込む気持ちは誰にでも訪れます。大切なのは、その感情を無理に押し込めるのではなく、自分と丁寧に向き合い、自分に合ったペースで乗り越えていくこと。
今回紹介した方法は、私が実際にやってみて効果を感じたものばかりです。
ひとつでも取り入れてみることで、少しずつ心が軽くなり、前向きな毎日に近づけるはず。
焦らず、自分をいたわりながら、自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。
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